そのレーシック、本当に大丈夫?10のチェックテスト

視能訓練士などの眼科検査スタッフが十分な検査を行い、その後、眼科専門医による診察をうけ、検査内容と結果について医師からきちんと説明をうけましたか?



【解説】

術前の正確かつ慎重な検査により、円錐角膜などの診断を見逃さずに手術不適応を正確に見極めることが重要です。心配な場合は、近くの眼科に相談してみましょう。


高度近視の人や、角膜の厚さが薄い人の場合、レーシック以外の術式も選択肢として検討しましたか?



【解説】

矯正量の安全を正しく判断することが大切です。高度近視や、角膜の厚さが薄い場合は、フェイキックIOLなどの他の選択肢が有効な場合もあります。


術前検査とカウンセリングに十分な時間を持ちましたか?レーシックの治療について、十分理解できましたか?



【解説】

目の状態によっては、手術ができない場合があります。また、目の状態によって治療の選択が異なってきます。術前の検査と診断はとても大切です。さらに、あなたも治療についてよく知ることが大切です。


年齢やライフスタイル、手術の目的などを考慮した目標視力の設定を、医師と十分に話し合う時間を持ちましたか?



【解説】

手術を決意した理由や目的、ライフスタイルや年齢で、目標視力や時には治療の選択も異なってきます。そういったことも、よく話し合うことが大切です。


手術の合併症やデメリットに対する説明を受けましたか?



【解説】

レーシックはとても安定した屈折矯正手術となり、眼科医療として発展してきましたが、生体に施す手術であることには変わりません。とくにレーシックは、薄く透明な角膜をマイクロの単位で調整する微細でデリケートな治療です。合併症の可能性がゼロとは言い切れません。また、夜間の見え方などが変化する場合もあります。そして、40歳以降になると、加齢に伴う調節力の低下から、近くにピントが合いにくくなります。いわゆる老眼です。近視を治して正視にした場合、この老眼を顕著に感じるようになることは、デメリットのひとつです。「めがね、コンタクトレンズから遠くを見るときに開放される」というメリットだけでなく、デメリットや術中・術後の合併症の可能性なども、きちんと説明を受けて、患者さんも医師といっしょにそれに向き合うことが大切です。


はじめての適応検査の後、手術までに一定の日数を空けていますか?



【解説】

最初の検査後にすぐ手術は行いません。コンタクトレンズをしている人は一定期間、コンタクトをはずして、角膜の形のくせを戻してから再度検査して手術のデータを決めます。場合によっては、最初の適応検査、日をあけた再検査、手術当日の確認のための検査、と3回にわたって検査を行う場合もあります。そのくらい、術前の検査とデータは大切なものなのです。


手術後、短期のみならず長期にわたる定期検査を行う予定がありますか?



【解説】

合併症などの問題が起きた場合は、早期に治療が必要です。術後の経過観察、フォローはとても大切です。


執刀医を把握できる診察でしたか?担当医師、執刀医は「眼科専門医」でしたか?



【解説】

誰に手術をしてもらうのか当日までわからないというのは、不安が残ります。また、診察も執刀も、眼科専門医であることが望まれます。病気の治療とは異なり、あなたが自分で希望して選択する治療です。手術を担当してくれるドクターは誰なのか、あなたは当然知る権利があります。


あなたが不安に思うことを、きちんと質問できましたか?医師はそれにきちんと説明してくれましたか?



【解説】

レーシックは、病気の治療とは異なります。「先生におまかせ」という姿勢ではなく、患者さん自らが治療に関して学習して知識を持ち、医師というプロフェッショナルと二人三脚で快適な裸眼を得る、という治療です。不安に思っていること、わからないことは、メモなどにして、忘れずに質問をしましょう。すべて納得して、手術を受けましょう。


術後に問題があった場合には、最後まできちんと治療をすることが期待できる施設ですか?



【解説】

もしも術後に何か問題が起きた場合に、きちんと患者さんの相談に耳を傾け、原因の説明があり、その治療法の説明をして実際に治療を行うことまでが、レーシックの一部です。時には治療が長引く場合があるかもしれません。レーシックの手術だけでなく、術後のフォローアップもとても大事なことです。レーシックはあなたの大切な眼の手術です。